格安SIMとは?仕組み・メリット・選び方を初心者向けにわかりやすく解説

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「毎月のスマホ代、もう少し安くならないかな」と感じたことはありませんか。大手キャリアで月6,000円前後かかっているスマホ代が、格安SIMなら月2,000円以下になることも珍しくありません。

とはいえ、「格安SIMって何?」「安いのはわかるけど、品質は大丈夫?」と疑問に思う方も多いでしょう。この記事では、格安SIMの基本的な仕組みから、メリット・デメリット、自分に合った選び方、乗り換え手順まで、初めての方にもわかりやすく解説します。

読み終えるころには、格安SIMへの不安が解消され、自分に合ったサービスを選べるようになっているはずです。

格安SIMとは?知っておきたい基本の仕組み

格安SIMに乗り換える前に、まずは基本的な仕組みを押さえておきましょう。「SIMカードって何?」「なぜ安いの?」という素朴な疑問から解説します。

SIMカードとは「スマホの身分証明書」

SIMカード(シムカード)とは、スマートフォン(スマホ)やタブレットに挿入する小さなICカードのことです。このカードには、電話番号や契約者の情報が記録されています。

わかりやすく言えば、SIMカードは「スマホの身分証明書」のようなものです。このカードがあれば、電話やインターネットが使えます。逆に、SIMカードがなければ、スマホは電話もネットも使えない「ただの箱」になってしまいます。

SIMカードには大きさによって「標準SIM」「microSIM」「nanoSIM」の3種類があります。現在のスマホでは、最も小さい「nanoSIM」が主流です。また、最近では物理的なカードを使わない「eSIM(イーシム)」も普及しています。eSIMは、スマホ本体に情報をダウンロードするだけで使えます。届くのを待つ必要がなく、申し込んだその日から使い始められるのが魅力です。

格安SIMが安い理由|MVNOの仕組みをわかりやすく解説

「格安SIM」とは、大手キャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)よりも安い料金で使える通信サービスの総称です。なぜ安くできるのか、その仕組みを見てみましょう。

格安SIMを提供している会社は「MVNO(エムブイエヌオー)」と呼ばれます。MVNOは「仮想移動体通信事業者」の略です。自前の通信設備を持たず、大手キャリアから回線を借りてサービスを提供しています。

自前で基地局を建てたり、通信設備を維持したりするには膨大なコストがかかります。MVNOはその部分を大手キャリアに任せることで、設備投資にかかる費用を大幅に削減しています。

さらに、格安SIMの多くはオンライン販売が中心です。全国に店舗を構える大手キャリアと違い、店舗の賃料や人件費を抑えられます。これも低価格を実現できる理由のひとつです。

総務省の携帯電話ポータルサイトでも、格安SIMの仕組みについて「通信設備を持つ会社からネットワークを借りて携帯電話サービスを提供している」と説明されています。

大手キャリアとの違いを比較表でチェック

格安SIMと大手キャリア、具体的に何が違うのでしょうか。主な違いを比較表にまとめました。(料金は割引適応前)

項目大手キャリア格安SIM
月額料金3,000〜8,000円程度1,000〜3,000円程度
通信エリア全国対応大手キャリアと同じ
通信速度安定して速い混雑時に遅くなることがある
店舗サポート全国に多数少ない(オンライン中心)
契約の縛りなし(※条件付き割引あり)なし
キャリアメールありなし

通信エリアは大手キャリアと同じ、という点は意外に思われるかもしれません。格安SIMは大手キャリアの回線を借りているため、電波が届く範囲は基本的に同じです。山間部や離島でも、大手キャリアがつながる場所なら格安SIMもつながります。


格安SIMの5つのメリット|毎月のスマホ代が半額以下に

格安SIMに乗り換える最大の魅力は、やはり料金の安さです。ここでは、格安SIMを使うことで得られるメリットを紹介します。

月額料金が1,000〜3,000円台に抑えられる

格安SIMの最大のメリットは、月額料金の安さです。大手キャリアの標準的なプランが月3,000〜8,000円程度かかるのに対し、格安SIMなら月1,000〜3,000円程度に抑えられます。

具体的な例を見てみましょう。たとえば、データ容量3GBの音声通話付きプランの場合、格安SIMでは月額700円前後から利用できるサービスもあります。BB.exciteモバイルのFitプランなら、3GBで月額690円という業界最安水準の料金設定です。大手キャリアの同等プランと比べると、月4,000円以上の差が出ることも珍しくありません。

年間で計算すると、その差は5万円以上になります。5年間使い続ければ25万円もの節約になる計算です。「スマホ代を見直したい」と思っている方にとって、格安SIMへの乗り換えは最も効果的な節約方法のひとつといえるでしょう。

自分に合ったデータ容量・プランを選べる

格安SIMは、データ容量のバリエーションが豊富です。大手キャリアでは少なかった1GB、3GB、5GBといった小容量プランも多く用意されています。「そんなにデータを使わない」という方にぴったりのプランが見つかりやすいでしょう。

料金プランの形態も多様です。毎月定額のプランだけでなく、使った分だけ支払う「段階制プラン」を用意している格安SIMもあります。たとえばBB.exciteモバイルでは、使った分だけ支払う「Fitプラン」(低速のみ495円〜25GB 2,990円)と、毎月固定の「Flatプラン」(5GB 1,210円〜50GB 4,400円)の2種類から選べます。月によってデータ使用量に差がある方は、段階制プランを選ぶことで無駄な出費を抑えられます。

また、「データシェア」という機能を提供しているサービスもあります。これは、家族や複数の端末でデータ容量を分け合える仕組みです。BB.exciteモバイルなら最大5枚のSIMでデータをシェアできます。家族でまとめて契約すれば、一人ひとりが別々に契約するよりもお得になることが多いです。

この記事もおすすめ>>「格安SIMなら5台で月4000円」 BB.exciteモバイルで仕事の生産性と家計を変える

契約の縛りが少なく、いつでも乗り換えやすい

以前は、携帯電話の契約といえば「2年縛り」が当たり前でした。契約期間中に解約すると高額な違約金が発生し、乗り換えをためらう人も多かったでしょう。

格安SIMの多くは最低利用期間や解約金を設けていません。いつでも自由に解約でき、他のサービスに乗り換えられます。「試しに使ってみて、合わなければやめる」という気軽な使い方ができるのは大きなメリットです。

BB.exciteモバイルは、初期費用(新規契約事務手数料・SIM発行手数料)が無料で、解約手数料も一切かかりません。契約期間の縛りがないため、気軽に始められます。

2019年に施行された電気通信事業法の改正と、その後の各社の対応により主要な携帯キャリアでは、基本的に解約金(契約解除料)がかからないプランが主流となっています。

とはいえ、「端末を約2年で返却することで割引を受けるキャンペーン」や「光回線割引」などで2年契約するプログラムは、よくあります。

もともと料金が安い格安SIMや光回線を選べば、こうした縛りを気にする必要はありません。


格安SIMのデメリットと対策|後悔しないために

格安SIMはメリットばかりではありません。乗り換えてから「こんなはずじゃなかった」と後悔しないために、デメリットと対策を正直にお伝えします。

混雑時間帯に通信速度が遅くなることがある

格安SIMの最もよく指摘されるデメリットが、通信速度の問題です。特にお昼の12時台や夕方の通勤時間帯など、多くの人がスマホを使う時間帯は、通信速度が遅くなりやすい傾向があります。

これは、格安SIMが大手キャリアから回線の「一部」を借りているためです。大手キャリアの回線を道路に例えると、格安SIMは「車線の一部」を借りているようなものです。道路全体が混雑すれば、借りている車線も渋滞します。

また、自宅にWi-Fi環境がある方は、外出時以外はWi-Fiを使えば速度の問題はほとんど気にならないでしょう。

店舗でのサポートが少ない

格安SIMは、大手キャリアのような店舗サポートが少ないのもデメリットです。多くの格安SIMはオンライン専用で、実店舗を持っていないか、あっても数が限られています。

「困ったときに店舗で相談したい」という方にとっては、不安に感じるポイントかもしれません。しかし、最近の格安SIMはサポート体制を充実させています。電話サポートやチャットサポートを用意しているサービスが多く、オンラインでも丁寧に対応してもらえます。

どうしても対面サポートが必要な方は、全国に店舗を持つ格安SIMを選ぶのもひとつの方法です。

キャリアメールが使えなくなる

格安SIMに乗り換えると、大手キャリアのメールアドレス(〜@docomo.ne.jp、〜@ezweb.ne.jp、〜@softbank.ne.jpなど)が使えなくなります。これらのメールアドレスでサービス登録をしている方は、乗り換え前に対策が必要です。

対策はシンプルです。GmailやYahoo!メールなど、無料で使えるメールサービスに切り替えましょう。これらのメールアドレスはキャリアに依存しません。今後どの通信会社に乗り換えても、同じアドレスを使い続けられます。

どうしても今のメールアドレスを残したい場合は、「メール持ち運びサービス」を利用する方法もあります。ドコモ、au、ソフトバンクとも、月額330円程度で解約後もキャリアメールを維持できるサービスを提供しています。


失敗しない格安SIMの選び方|5つのチェックポイント

格安SIMはたくさんの会社がサービスを提供しており、「どれを選べばいいかわからない」という声をよく聞きます。ここでは、自分に合った格安SIMを選ぶためのポイントを紹介します。

毎月のデータ使用量を確認して最適なプランを選ぶ

格安SIM選びで最も大切なのは、自分が毎月どれくらいのデータ通信を使っているかを把握することです。必要以上に大きな容量のプランを契約すると、せっかくの節約効果が薄れてしまいます。

現在の月間データ使用量は、スマホの設定画面や契約中のキャリアのマイページで確認できます。過去3か月程度のデータを見て、平均的な使用量を把握しておきましょう。

目安として、データ使用量別のおすすめ容量を紹介します。

  • 1〜3GB:自宅にWi-Fiがあり、外出先ではメールやSNSを少し見る程度の方
  • 5〜10GB:通勤中に動画を見たり、外出先でもそこそこネットを使う方
  • 20GB以上:動画視聴が多い方、テザリングでPCも使う方

多くの方は3〜10GB程度で十分足りるケースが多いです。「念のため大きめに」と思いがちですが、余らせてしまうのはもったいないので、まずは実際の使用量を確認することをおすすめします。

通信回線の種類と通信品質を確認

格安SIMが利用している回線は、主にドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の3種類です。どの回線を使うかによって、通信エリアや品質が異なる場合があります。

基本的には、今使っているキャリアに不満がない場合は、同じ回線の格安SIMを選ぶと安心です。乗り換え後も同じエリアで使えます。また、手持ちのスマホをそのまま使いたい場合も、同じ回線を選ぶとSIMロック解除の手間が省けることがあります。

BB.exciteモバイルはドコモ回線とau回線の両方に対応しているため、今お使いのキャリアに合わせて選べます。

光回線とのセット割で通信費をトータルで節約

格安SIMを選ぶ際に見落としがちなのが、光回線とのセット割です。自宅のインターネット回線と格安SIMを同じ会社でまとめると、毎月の割引が受けられるサービスがあります。

スマホ代だけでなく、自宅のインターネット代も含めた「通信費トータル」で考えると、より大きな節約につながります。光回線の乗り換えも検討している方は、格安SIMとセットで契約できるサービスをチェックしてみてください。

たとえば、BB.exciteモバイルとBB.excite光をセットで使うと、音声SIM1枚あたり月額220円の割引が受けられます(最大5枚まで適用可能)。家族4人で使えば毎月880円、年間で10,560円の節約になります。

BB.excite光は、業界最安値価格で、初期費用・工事費・解約金が0円で、気軽に始められるのもポイントです。10ギガ対応の「BB.excite光 10G」が月額4,730円(戸建て・マンション共通)、1ギガ対応の「BB.excite光 MEC」がマンションタイプ月額3,850円から利用できます。割引がなくても基本料金が安いため、割引が終わった後、料金が高くなるということがないため、安心です。


格安SIMへの乗り換え手順|3ステップで完了

「格安SIMに乗り換えたいけど、手続きが面倒そう」と思っている方も多いでしょう。実際には、手順を知っていれば難しくありません。今使っている電話番号をそのまま引き継ぐ場合の手順を、3つのステップで解説します。

ステップ1|MNP予約番号を取得する

今の電話番号をそのまま格安SIMで使いたい場合は、「MNP(エムエヌピー)」という手続きが必要です。MNPは「携帯電話番号ポータビリティ」の略で、電話番号を変えずに他社へ乗り換えられる制度です。

まず、現在契約しているキャリアから「MNP予約番号」を取得します。取得方法はキャリアによって異なりますが、電話、Web、店舗のいずれかで手続きできます。

  • ドコモ
    My docomo(オンライン)、電話(ドコモ携帯から151/一般電話から0120-800-000)、ドコモショップ(店舗)
  • au
    My au(オンライン)、電話(0077-75470)、auショップ(店舗)
  • ソフトバンク
    My SoftBank(オンライン)、電話(ソフトバンク携帯から*5533/一般電話から0800-100-5533)、ソフトバンクショップ(店舗)

MNP予約番号には有効期限があり、発行から15日間です。期限が切れると再取得が必要になるため、予約番号を取得したら早めに次のステップに進みましょう。

なお、2023年5月からは「MNPワンストップ」という新しい仕組みが始まりました。対応している事業者間であれば、MNP予約番号の取得が不要です。乗り換え先の格安SIMが対応していれば、より簡単に手続きできます。

ステップ2|格安SIMに申し込む

MNP予約番号を取得したら、乗り換え先の格安SIMに申し込みます。ほとんどの格安SIMはオンラインで申し込めるため、自宅にいながら手続きが完了します。

申し込みに必要なものは以下の通りです。

  • MNP予約番号(有効期限に注意)
  • 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
  • クレジットカードまたは銀行口座(支払い用)
  • 連絡先メールアドレス

申し込みフォームに必要事項を入力し、本人確認書類をアップロードすれば完了です。審査が通れば、数日でSIMカードが届きます。eSIMを選んだ場合は、郵送を待たずにすぐ利用開始できます。

ステップ3|SIMカードを挿入して初期設定

SIMカードが届いたら、スマホに挿入して初期設定を行います。設定といっても、やることはシンプルです。

まず、スマホの電源を切り、付属のピンを使ってSIMトレイを取り出します。届いたSIMカードをトレイにセットし、スマホに戻して電源を入れます。

次に、「APN設定」という接続設定を行います。APNとは「アクセスポイント名」の略で、スマホがインターネットに接続するための設定情報です。格安SIMから届く書類やWebサイトに設定方法が記載されているので、その通りに進めれば大丈夫です。iPhoneの場合は、プロファイルをインストールするだけで設定が完了することもあります。

設定が終わったら、電話やインターネットが正常に使えるか確認しましょう。問題なければ、乗り換え完了です。元のキャリアは自動的に解約されるため、別途手続きする必要はありません。


おすすめ格安SIM:BB.exciteモバイル

格安SIMは、毎月のスマホ代を大幅に節約できる賢い選択肢です。大手キャリアと同じ通信エリアで使えて、料金は半額以下になることも珍しくありません。

初期費用や解約金を気にせず格安SIMを試してみたい方には、BB.exciteモバイルがおすすめです。3GBで月額690円という業界最安水準の料金で、初期費用・解約金は一切かかりません。BB.excite光とのセット割を使えば、通信費をトータルでさらにお得にできます。

「乗り換えは面倒そう」と感じていた方も、実際にやってみると意外と簡単です。毎月のスマホ代に少しでも不満があるなら、格安SIMへの乗り換えを検討してみてはいかがでしょうか。

▶ BB.exciteモバイル公式サイト

初期費用無料|BB.exciteモバイル
BB.exciteモバイルは、段階制のFit(3GB最安)と定額制のFlat(30GB最安/ギガ繰越)の格安SIM。初期費用が無料&光回線とのセット割もあります。

監修者

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監修:エキサイト株式会社 BB.excite事業部

エキサイト株式会社のBB.excite事業部は、インターネット接続サービスを通じて、快適で安定したネット環境を提供しています。格安SIMで通信料金が安くなる「BB.exciteモバイル」では定額プランと段階性プランを用意し、お客様のニーズに応えられるサービスを提供しています。本記事では、格安SIMの基礎知識や乗り換え方法などを、初心者にもわかりやすく、正確にお伝えすることを心がけています。

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